ワンオペ育児最大の難関、お風呂。
赤ちゃんが生まれて、里帰りから帰って一番心配だった事は、
「一人でお風呂に入れられるかな?」
という事ではないでしょうか?
産後1ヶ月は沐浴でお風呂に入れますが、里帰りしてたので、両親に協力してもらって沐浴ができていました。
私の場合は、自宅に帰ると、旦那は仕事で帰り10時過ぎなので、協力してもらうことはまず無理です。
夕方にお風呂に1人で入れなければなりません。
こんなに小さい赤ちゃんを1人でどうやってお風呂に入れよう。
機嫌が悪かったり、泣いていたら抱っこで手が塞がってしまうし、できるか不安で仕方なかった事を覚えています。
ワンオペ育児ママはきっとみんな通る道ですよね。
私の場合は、今まで旦那のいない日はほぼ1人でお風呂に入れてきました。
2人目が産まれた今も変わらず1人でお風呂に入れています。
2人同時で入れるのも、徐々に慣れていけばできるようになりますよ。
私の場合は、5歳差の長女と長男なので姉の協力があってこそだったと思います。
今回は、
・1人で入れるお風呂がスムーズになるコツ
・1人目のみの入浴方法と、5歳差2人の子供の入浴方法を実体験を通して解説
1人でもできる赤ちゃんのお風呂の入れ方を実体験を通してご紹介できればと思います。
1人で入れるお風呂がスムーズになるコツ
赤ちゃんの生活リズムを整えることが一番のコツになると思います。
朝起きる時間、食事の時間、お昼寝の時間、夜寝る時間も同じ時間にすることで、1日の生活リズムが決まってきます。
・朝7時までには赤ちゃんを起こす
・お昼寝の時間を調整して、日中は活動的に過ごす
・寝る前の30分は間接照明や豆電球など、オレンジの光などで穏やかに過ごし夜8時までには寝るようにする。
3つのポイントを押さえながら、毎日の生活を繰り返して行くと、機嫌のいい時間や眠くなる時間、お昼寝から目覚める時間など、だいたい予測がつくようになります。
機嫌のいいであろう、お昼寝をした後の、夕方の時間を狙ってお風呂に入れると私の場合はスムーズでした。
生活リズムを整えるといいのは、お風呂が入れやすくなるだけではなく、家事の時間やご飯を食べる時間など、ママ側が先の予測をつけやすくなるので、1日のスケジュールが立てやすくなります。
1人目の時は、夜泣きが多くて眠い時は赤ちゃんと一緒に朝の8時過ぎくらいまで寝てしまっていました。
それが赤ちゃんの生活リズムを狂わせていて、自分をより大変にしていたようです。
毎日違う生活リズムに、毎日違うお昼ね時間に苦労していた自分がいました。
徐々に、生活リズムを整えることで、赤ちゃんの生活パターンがわかってきて、行動しやすくなって行きました。
成長とともにお昼寝の長さが変化して行くので、月齢に合わせたお昼寝時間を調整していけるといいと思います。
2人目の時は、姉は保育園に通っているので、だいたい生活リズムは一定なので、朝も同じ時間に起きて、お昼寝をしたら、姉を迎えに行ってと同じような毎日を過ごしていました。
2人めの時は、赤ちゃんの生活リズムの上に、姉の生活リズムも同時にこなして行かなければならないので、毎日同じ生活リズムで過ごすことで、先読みもでき、急な予定の変更へも対応しやすくなっていたように思います。
次に大事なのが、事前準備、シュミレーションの徹底です。
1人で全て対応しなきゃいけないので、準備をし忘れてしまうと誰も手伝ってくれません。
どこにどうやって子供を待たせて、出るときはどこにタオルや着替えをどうやっておいて、おもちゃもあったほうがいいのかな?
泣いてしまうこともあるし、寝返りができるようになったら口が塞がってしまうから、お風呂の扉を開けて、髪のシャンプーは目を開けたほうがいいだろうか?
そんなことまで考えたこともありました。笑
きっとママさんなら考えたことがあるかもしれませんね。
でも、忘れた時は何とかしようと頭が働くので、ママさんであればきっと乗り越えられます!
私も、何度も準備のし忘れやシュミレーション不足で、うまく行かないことも多々ありましたが、なんどもお風呂に入れて行くことで、自分と自分の環境にあったお風呂の入れ方を導き出すことが出来てきます。
安心してくださいね。
一人目のワンオペお風呂の実体験
ねんね〜寝返り時期
お昼寝をした後の、夕寝前の時間に入れていました。
だいたい午後3時代に娘と一緒に入浴していました。
まず事前準備をして行きます。
脱衣所にレジャーシートを敷いて、防水対策。
季節によって浴室暖房を使って、お風呂と脱衣所を温めておきます。
その上に四角い座布団、その上に沐浴の時に教えてもらうようなお洋服をセットして、その上にバスタオルを準備して、顔を洗う用のガーゼを忘れないように準備しておきます。
また、近くにオムツと保湿クリームなどを準備しておきます。
顔を洗うガーゼを忘れると、顔や頭が洗えないのでしっかり準備をしておきます。
自分の体も拭けるように、自分のバスタオルを準備しておきます。
ママあるあるだと思いますが、子供の支度が終わる頃には、自分の体は自然乾燥で乾いていることが多いです。
そのまま自分も着替えて、「今日バスタオル使ってなかった」と後から気がつくことも。
それでは、お風呂に入って行きましょう。
①脱衣所のバスタオルを敷いたところに、赤ちゃんを寝かせます。
②お風呂の扉を開けたまま、赤ちゃんの様子を見ながら自分を洗ってしまいましょう。
機嫌が悪く赤ちゃんが泣いてしまっている時は、しょうがないのでいつもよりも早く洗うように心がけます。
③自分が洗い終わったら赤ちゃん用のボディソープを準備して、手桶にお湯を入れておき、お風呂の蓋も開けておきます。
ここの準備が大切。抱っこしていると、お風呂の蓋開けっれないですからね。
何度か開け忘れて、自分が入る前に指差し確認するようになっていました。
④赤ちゃんのお洋服を脱がせて、抱っこして、ガーゼを持っていざ浴室へ。
私はよく、ガーゼを忘れてここで取りに戻ることがよくありました。
何度かやると徐々に忘れない方法を考えて行くので、その度に工夫して問題解決をして行きましょう。
⑤抱っこしたまま、沐浴の時同様に、頭から下へ洗って行きます。手桶で体を流しながら、洗いずらいところはありますが、なんとか洗いましょう。
⑥その後、一緒にお湯に浸かります。
やっとお風呂に浸かれたよ。
⑦適度な時間で、抱っこしたまま浴槽から出て、かけ湯をして出ます。
⑧バスタオルの上に置いて体を拭いて、オムツを履かせて、保湿液を塗って、洋服を着せて完了です!
まだ首が座っていないこの時期は、抱っこで首を支えながらスムーズにお風呂に入れるのがコツです。
便利グッズの使用も考えましたが、衛生面が気になり抱っこでの方法がやりやすくスムーズに進めることができるのでこの方法で実施しています。
寝返りができるようになってくると、ママが1人で洗っている時に寝返りをして口がふさがてしまう可能性もあるので、注意深く見て行きます。
この方法は私の場合の一例ですので、環境にあった方法をアレンジして行って見てくださいね。
少しでもお役に立てれば嬉しいです。
お座り、ずり這いの時期
お座りがまだ安定しない頃から、バンボに座らせて座る姿勢を補助して、脱衣所で待機させていました。
その家で、お座りに使う道具は変わってくるので、脱衣所に安全に座っていられるものであれば大丈夫だと思います。
時間も変わらず、お昼寝後の機嫌のいい午後3時代に入れていました。
お座りが出来るようになると、脱衣所での待機中にバンボから抜け出して、脱衣所内でずり這い移動していることや、バンボから落ちていることも。
脱衣所の中は、何も置かずに、上から落ちてきそうなものなども取り除いておくことが必要になってきます。
だいたいこの頃になると、シャワーの音が嫌だったり、ママの姿が見えないと泣き出したり、バンボから落ちていたりと静かに待っていてくれることは減ってきます。
泣いてどうにもならない時には、浴室に服を脱がせてバンボに座らせて近くで待ってもらってました。
バスチェアーの導入も考えましたが、アパートに住んでいたので浴室が狭いことや衛生面や掃除の手間を考えると、バンボが濡れても、拭けばすぐに現状復帰できるので愛用していました。
手順は、脱衣所での待機方法のみ変更し、ねんねと寝返りの時期と同じように、抱っこで洗っていました。
首も座ってきているので、洗いやすくなりましたよ。
はいはい
ハイハイが始まると、より目が離せなくなりますよね。
お風呂も徐々に赤ちゃんが動く場面が増えてくるので、転んでしまったり、ケガをする確率が上がってきます。
お座りが安定してできて、ハイハイもできてくると脱衣所では待っていてくれなくなってきます。
おもちゃで気を引いておくか、安全な環境にしておく、目を離さないようにしておくことが重要になってきます。
私の場合は、私が洗っている時に、浴室に入ってきてハイハイしてたので、洗ったお湯などがかからないようにしながら、素早く自分を洗っていました。
ここはその時の様子に合わせて、ママの洗う時間を早くして、赤ちゃんから目を離さないようにして、その都度対応することが、安全にお風呂に入れる近道です。
ハイハイの時が、1人でお風呂に入れるのが大変だったと思います。
ですが、大変なのはずっとは続きません!
安心してください。
1ヶ月後、2ヶ月後には、赤ちゃんは成長してまた新たな問題にぶつかって、解決して、徐々にお風呂に入れるのが楽になってきますよ。
ここが踏ん張りどころ。
つかまり立ち
つかまり立ちが安定してくると、つかまり立ちをさせた状態で、転んでもいいように後ろにママが座ったり、両足で挟んで、転ぶのを予防しながら洗うことができるようになります。
私の家では、浴室にテーブルがついていたので、そこに掴まり立ちをさせていました。
脱衣所の待機をなくし、服を脱いで一緒に浴室でつかまり立ちをして待ってもらいました。
お家の浴室の環境によるので、安全に対応し、転倒を防げる方法を優先させてください。
赤ちゃんを洗う時も、つかまり立ちをしたまま洗うことができるようになるので、ぐんとお風呂が楽になって行きます。
お風呂に入れる時も、つかまり立ちをしたまま入ればオッケーです。
転ばないように見て行きましょう。
つたい歩き・歩くようになる
この頃は、滑って転ばないかがポイントになってくると思います。
服を脱いで一緒に浴室に入って、ママが洗い終わるまでは浴室で待ってもらい、浴槽に入るタイミングは一緒にします。
浴槽の中で、滑ってしまうことが良くあるので、一緒に入って転ぶのを予防します。
歩くのが安定してくると、お風呂に入れるのが楽になりますよ。
次はイヤイヤ期で、お風呂に入ってくれるまでに苦労することが増えますが。笑
二人目が産まれてから
2人目が生まれてからのお風呂は、1人目のお風呂の手順をベースに、姉を先に洗ってから浴槽で遊ばせておいて、2人目を入れていました。
5歳差の兄弟だったので、準備不足のものなどは姉に頼んで持ってきてもらうなど、1人でお風呂に入れていた時よりは楽になったように思いました。
しかし、2人いるので、下の子の機嫌のいい時に入れることが難しい日もあると言うことです。
姉がお風呂に入りたくない時は姉を優先して、様子を見ながら入ってくれるように促しました。
どうしても無理な時は、下の子が機嫌が悪くてもさらっとお風呂に入れてしまう日もありました。
適宜対応していく必要が出てきます。
下の子がハイハイし始めたくらいの時が、一番大変でした。
姉を洗っている時に、浴室にハイハイして入ってきては、脱衣所戻ったりして、服はびしょびしょの野放し状態。
いつ転ぶか、お湯がかかってしまわないか、姉を洗いながらいろいろなことを考えて、安全に入れるために頭もフル回転でした。
2人目の余裕もあるのか、この状況に笑ってしまうこともありました。
今ではそんな姿もとてもいい思い出です。
5歳差兄弟だったので、姉の協力の元、息子ももう1歳半でお風呂も安心して入れるくらいの月齢に成長しました。
毎日姉と楽しくお風呂遊びしてます。
まとめ
ワンオペ育児最大の難関であるお風呂。
・赤ちゃんの生活のリズムを整えること
・事前準備の徹底
・シュミレーション
3つのポイントによって、私は難関を突破してきました。
新生児の沐浴の時、低月齢の時、こんな毎日がずっと続くのかと考えたことがありました。
赤ちゃんの成長スピードはとっても早いので、成長によってお風呂の入れ方も変化して行きます。
ずっと大変な毎日が続くわけではないです。
安心してください。
ということは、赤ちゃんの可愛い時期もすぐに過ぎて行ってしまうということです。
大変な赤ちゃん時代かもしれないですが、可愛いの時期を目に焼き付けて、楽しい毎日にしていけたらいいですね。
お風呂の時間も楽しめますように。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
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